未来を創る明石焼き

代表挨拶

明石夢工房 代表古志利宗

「明石夢工房」のホームページをご覧いただきありがとうございます。

本名「玉子焼」、芸名「明石焼」と生前の祖父が残した言葉です。

おじいいちゃん、おばあちゃんっ子だった私は、幼少の頃から市内の西端に位置する山陽電車 東二見駅前で祖父母が営むお店「玉子焼 てんしん」で多くの時間を過ごしました。当時の私にとって玉子焼(明石焼)は慣れ親しんだ料理というより日常当たり前の料理でした。

大人になるにつれ、玉子焼には百数十年の歴史があり大阪たこ焼き誕生のヒントにもなった事やたこ焼きとは製法も原材料(粉)も異なり、食べられるお店も全国には数少ない明石市を代表するご当地グルメであり、歴史や文化も詰まった料理であると感じるようになりました。

昭和の終わり頃から平成にかけ、まちのPRも兼ねて行政関係も市外・県外では積極的に「明石焼」と発信して料理とまちの認知度が向上し、今では市内の多くのお店も「明石焼」の看板を掲げておりますし、多くの市民も「明石焼」と呼ぶことは歴史であると思います。

一方で、市外・県外ではたこ焼きをだし汁に浸して食べる事が明石焼との誤認識も多い現実を知り、お一人でも多くの方々に本物の玉子焼(明石焼)を召し上がって頂きたいと思い、各地での出張実演販売や明石だこ・国産小麦粉を使用し1玉ずつ手焼きで焼き上げたこだわりの冷凍商品の製造、ご家庭で手軽に本格的な明石焼が作れるミックス粉セットの製造などに取り組んでおります。

また祖父が考案した半熟カステラ「大黒堂の福玉焼」は、市内のお祭りなどでは欠かせない屋台料理で、特異性のある地域ローカルフードだと思いますが、祖父の時代から守られてきた味や技術を明石を代表する食べ物の一つとして次世代へも残したいと思います。

ホームページをご覧いただいた皆様のお一人でも多くの方が、いつか本場明石までお越し頂き、私たちのまち明石を存分に堪能してファンになって頂けると幸いです。

株式会社夢工房 代表取締役
古志 利宗

あかし玉子焼ひろめ隊 隊長古志利宗